仕事ができる人・TPIでの6つの尺度の詳細、具体的な改善のヒント

TPI心理テスト及び多くのカウンセリングを通じて、自他共に優秀だと認められている方たちの7つの共通点を、テスト結果の波形と合わせながら分析してみました。

ここでは、TPI心理テストにおける仕事ができる人=(自分も優秀だと思っている人 + 周りからも優秀に見える人)のTPIでの6つの尺度の詳細、具体的な改善のヒントをお伝えいたします。

自分で自分のことを優秀と意識していても、周りが優秀だと思っているかどうかは違います。
それでも一人でも多くの人が、優秀というあいまいな定義の壁を破って、自他共に認められるために参考にしていただければ幸いです。

「優秀な社員・仕事ができる人に見られる7つの特徴」をまだご覧になられていない方はまずこちらからどうぞ≫

「80対20の法則」という言葉があります。
「2割の商品(あるいは顧客)が8割の収益は生み出す」状態を表現する「パレートの法則」の別名で、ビジネス書でよく目にする「理論」になっています。これは会社組織にも当てはまります。 組織における社員は、2:6:2という比率に分類され、 この場合の2:6:2は、優秀:標準:不良という分類が一般的な解釈になっています。

あなたは、実際どのポジションに当たるのでしょうか。

 

 

ビジネスパーソンのためのTPI心理テスト・簡易診断方法

TPi心理テストの診断結果であるプロフィールには、13の尺度があります。
その中で、仕事ができる人たちには、13の尺度のうち6つの共通点があることがわかりました。

それらの尺度の範囲を基準にして、あなたのテスト結果の波形と比較して、このサイトでお伝えしている優秀な人、仕事ができる人に共通する尺度範囲を一つの基準として捉えることで、あなた自身の尺度と照らし合わせて、自分が成長していくためのヒントにしてください。

人の数だけ、組織の数だけの優秀さや仕事のでき方は存在いたします。
あくまでも一つの基準として捉えるようにしてください。

 

まずは、TPI心理テスト・ベーシック版を受けられた東大太郎くんの診断結果(=プロフィール)をご覧ください↓

TPI-business

 

ビジネスパーソン向けテストでは、6つの尺度で解析します。

①自己評価度
②自分ルール度
③自己開示度・気持の滞り度
④空想・妄想度
⑤活動・行動度
⑥ストレス耐性度

折れ線グラフのように見える波形が、被験者である東大太郎くんのそれぞれの尺度の強弱です。
赤線赤色で囲まれた枠が、優秀な人、仕事ができる人たちに見られる共通の尺度範囲です。

 

【ステップ1】 あなたの6つの尺度が、赤色で囲まれた線の尺度範囲内にある場合
この枠内にあるあなたの尺度の数

が多ければ多いほど、彼らの考え方や行動の傾向が近いものになっています。つまり、あなたが自分のことをどのように評価していたとしても、周りからは、仕事ができる人、優秀な人、頼りにされている人に見られている確率が高いでしょう。

 

【ステップ2】 あなたの6つの尺度が、赤色で囲まれた線の尺度範囲外にある場合
あなたが少しでも優秀になれる機会=チャンスを見つけたと捉えましょう。
そして、以下の項目で説明している一つ一つの尺度に対する解説をお読みいただき、ご自分にあっている改善方法などがあれば少しずつ取り入れていてみるようにしてください。

 

【ステップ3 ケーススタディを見てみる
実際にTPIを受講した方、10人分のケーススタディを掲載いたしますので、ご参考にしていただければと思います。

 

 

 

6つの尺度を観察してみよう!

「尺度が高い」、「尺度が低い」・・・といってもどちらかが良い悪いではありません。 優秀な人・仕事ができる人たちという一つの形を尺度の統計として表していますが、それは、尺度の特徴が、たまたまその方の環境にとって良い影響をもたらしているだけかもしれません。光と影は同居していますので、そのことを常に意識しておいてください。

 

6つの尺度その1: 「自己評価度」を観察する

優秀な人・仕事ができる人の特徴の一つとしてこの尺度が低いことが挙げられます。
「自信はあり強気。自分の長所に自身がある。自分を過大評価する。リーダーシップは発揮しやすい。」などです。

自分の言動に自信があるかどうかです。良い特徴がでれば、言葉や態度が自信に満ちていて、周りにもそう観じさせる。悪くでてしまえば、単なる自信過剰に映るでしょう。

●「仕事ができる人の尺度範囲外」にある場合の改善点
「仕事ができる人たちの尺度範囲外」にある場合は、自分に自信がない傾向であったり、長所より短所が気になるといった傾向が強くでてしまいます。すると、どうしても成功のイメージよりも失敗することへの恐れの方が全面にでてしまいがちです。

原因の一つとしてあげられるのは、自分の長所や強みを自覚していないことにあります。漠然とは感じているだけではなくて言葉にできるかどうかが鍵になります。自分の短所は指摘されても、長所を褒めてくれる人は周りになかなかいないものです。だからこそ自分の長所を自覚することはとても難しいことなのです。もうひとつは、国民性というのもあるでしょうが、失敗したときだけ責められるという経験が多いため、失敗することは恥ずべきことだという恐れが身についてしまっていることです。

改善点としては、小さな成功体験をたくさん積み重ねていくこと、「10回のうち8回は必ずにうまくいかない。2回の成功のために8回は失敗しよう!」というような失敗と成功を混同した考え方を取り入れることをオススメしています。

また、自分のここが誰よりも強いと自覚されている人もいると思いますが、 長所は、他の人と違った特別な力のことではありません。その人が呼吸をするくらい自然にできてしまうものの中に、他の人からみたらすごいといわれることが必ずあります。それを真の強みと私はお伝えしています。

真の強みは、相手に与える影響やものの大きさや特別な力のことでは決してありません。 その真の強みを知る方法は、第三者に訊いてみることで少しずつ認識できるはずです。

 

6つの尺度その2: 「自分ルール度」を観察する

優秀な人・仕事ができる人の特徴の一つとしてこの尺度が高いことが挙げられます。
「信念・価値観は堅固。正論や建前論での押し付ける。理屈に縛られる幅の狭さ。本音と異なる。」などです。

自分で納得いくルールを見つけると、そのルールに従って行動しようとします。そのルールはさまざまです。仕事を効率化させるものでだったり、人生を生き抜くためのものなのかもしれません。弁護士、教師、コンサルタントのようにマニュアル化されているものを理解して、形どおりに取り扱うような職種の方は、比較的この尺度は高くなってます。問題解決能力が高い人は、この尺度が高い人ですが、それは、問題を解決するための自分なりの方程式をたくさんもっているからです。

●「仕事ができる人の尺度範囲外」にある場合の改善点
「仕事ができる人たちの尺度範囲外」にある場合は、それほどルールに固執することが少なくなりますし、「俺はこの考え方でいく」という強い意志もそれほど高くありません。そのため周りからは、少々頼りなく見られやすくなりますし、問題解決能力もそれほど高くない場合が多いようです。ただし、理屈に縛られないことが、良い方向に向かうと自然体に映ります。自分の感覚を無意識に大切にしているようです。

自分の考えを企画やアイデアに落として仕事を進めていくというよりも、ルーチンワーク化されたものをミスなくこなしていく仕事には合っている場合が多いでしょう。逆に、提案能力、問題処理能力が求められるような場合には、この尺度が高い方が望ましいといえますので、自分が解決していくために必要であり、且つ自分に合った方程式を数多く吸収して、実践していくことをおすすめします。

尺度その1、尺度その2の両方が「仕事ができる人の尺度範囲内」にある場合は、自分の考え方を持ち、自信を持っているので、しっかりした印象を持たれやすくなります。

 

6つの尺度その3: 「自己開示度・気持の滞り度」を観察する

優秀な人・仕事ができる人の特徴の一つとしてこの尺度が低いことが挙げられます。
「言いたいことは言える。あまり悩まず楽天的で明るいが、深く考えずに片付けてしまう。」などです。

自分の本音や言いたいことをきちんと言えているか、自分の気持ち・感情に対してきちんと向き合って、消化できているかです。特に日本人全般にいえますが、苦手な尺度のようです。

●「仕事ができる人の尺度範囲外」にある場合の改善点
自分の気持ちの滞リ度が高いと、あなた自身やあなたの身の周りで起こる出来事に対して、消化できずに滞ってしまいます。生きている限り、自分にとって理不尽なことは、当たり前のように起きます。 その際、そのことをどう解釈して、相手に対してどのように関わっていくのかは、自分の本心・本音がどこにあるのかを把握しておかなければ、答えや選択はまずできません。感情的になって怒ってしまったり、苦しんだりするのは、自分の本心・本音がどこにあるのか、どうすれば自分は満足するのかを把握していないからです。

・本心・本音を打ち明けない、またその習慣がない。
・自分の本心・本音にすら実は気がついていない
・自分がどうすれば満足するのか、どうしたいのかがわからない
・素直なコミュニケーションができない

知らず知らずに溜めていく心の便秘になってしまいます。すると次第に、自分が観じていることと、相手に伝えていることの間のギャップが広がり、周りもそれに違和感を感じることが多くなっていきます。 一貫性がなくなってくるのです。

まずは、自分の本音・本心を知ろうとすることです。
「自分はどうすれば満足するのか、相手がどうすれば自分が満足するのか」
そして、相手にそのことを素直に伝える習慣をつけることが大切です。

 

6つの尺度その4: 「空想・妄想度」を観察する

優秀な人・仕事ができる人の特徴の一つとしてこの尺度が高いことが挙げられます。
「自分の方針や目標などを打ち出す自信や強気がある。一人合点や自己陶酔。」などです。

空想・妄想というとオタクっぽいイメージがありますが、逆に言えば、常に頭の中で何かを考えている、イメージしているということです。それは仕事のことかもしれませんし、趣味のことであったり、もしかしたら愛する人のことかもしれません。 問題は、明確な意図を持って常に何をを考えたり、イメージを膨らませたりしているかどうかということです。

●「仕事ができる人の尺度範囲外」にある場合の改善点
仕事の課題を解決するには何をどうすればいいかを常に考えていないとアイデアは生まれてきません。あの取引先とはどういう関係を築けばいいのか、お客様の庭に何を植えれば感動してもらえるだろうか、スポーツであれば、どのポイントをどう改善すればもっとタイムを伸ばすことができるだろうか・・・などなど。
「あ~どうしよう~!! どうしていいかわからない~」ではありません。

課題解決に向けた明確な意図を持って、おもいっきり空想・妄想して、イメージを膨らませてこそ、良い答えは降りてきます。

 

6つの尺度その5: 「活動・行動度」を観察する

優秀な人・仕事ができる人の特徴の一つとしてこの尺度が高いことが挙げられます。
「明るくて活動的。飲み込みも早い。楽天的で大まか。早合点・空回りややりっぱなしが多く、周囲を振り回す。」などです。

●「仕事ができる人の尺度範囲外」にある場合の改善点
自分はちゃんと行動している、よく活動しているなと、自身で自覚できているかどうかです。 自分のやっていることに対して納得していればいるほどこの尺度は高くなります。 納得してたり、好きなことをやっていれば、どんなに忙しくても早々はストレスにはなりません。

逆に、この尺度が低いということは、何かしらの理由で納得していなかったり、自分で行動できていなかったり、やれることができていなかったり、うまく噛みあっていなかったりする傾向が強いといえます。現状に納得していない、人間関係がうまくいかずやる気がでていなかったり、仕事自体が嫌で本当はやりたくないものだったり・・・するのかもしれませんね。

自分で納得して行動をするために、自分の何を改善すればいいかを考えましょう。
それが、職場の環境であるのか、上司や部下に対しての接し方なのか、職業そのものなのか・・・観じてみてください。

 

6つの尺度その6: 「ストレス耐性度」を観察する

優秀な人・仕事ができる人の特徴の一つとしてこの尺度が低いことが挙げられます。
「ストレスに強い。へこたれず、周囲に与える影響力を発揮できる状態。」などです。

●「仕事ができる人の尺度範囲外」にある場合の改善点
前述した5つの尺度が、赤色で囲まれた線の尺度範囲内にあったとしても、この精神的エネルギー・ストレス耐性度と言われる尺度が範囲外であれば、少し注意をしておいた方がいいでしょう。
共通していることは、 この尺度の値が高ければ高い人ほど、人間関係で悩んでいたり、苦しんでいて、精神的に弱っている傾向が強くなっています。

その結果として、精神的エネルギー・ストレス耐性度が弱くなっています。仕事の量や質が問題というよりは、上司のことであったり、家族のことなどで課題が積もっているケースがほとんどです。
まずは無理をせずに、自分を癒してあげることを最優先して、心を休めて上げましょう。
人間関係と自分の考え方や心のクセとは連動しているものです。何か意味があるとすれば、自分の何がこういう状況を引き寄せているのかに少しずつ向き合っていくことが大切だと思います。

 

 

実際のテスト被験者によるケーススタディ(11人分)

 

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6つの尺度のバランスによって、また全体の波形によってもいろいろな解釈がみえてきます。 あくまでもテストを受けた時点でのご自分の状態の一つとしてご参考にしていただければと思います。

 

 

あなたの、今までの 「生き方」 の途中結果を
一度、再確認してみてください。

自分を知るための、科学的、客観的なデータ

人は誰でも心の中で、「自分のことは自分が一番よく知っている」と思ってしまうようです。自分がイメージする自分像です。その結果、実際に自分が周囲に対して与えている影響は、自分のイメージと大なり小なりの誤差が発生することになるのです。それがときとして、裸の王様になってしまったり、自分の可能性を広げる機会を逸したりすることになります。
そこで、自分の行動特徴を理解しようとするときには、次の3つの角度から見ると効果的であり、納得もしやすいことがわかります。

  • 周囲に影響を与えているつもりの自分の姿 ・・・自己認知
  • 周囲の人に影響を与えている現実の自分の姿 ・・・他者認知
  • 科学的、客観的なデータ ・・・TPI-EMテスト

これらの3側面から自分自身を見つめ、影響力のプラス面とマイナス面などを理解できると、プラス面は安心して伸ばし、マイナス面はコントロールする手がかりがつかめることになります。

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自己認知と他者認知には一致している部分と、ずれている部分とが当然あります。
問題なのは「自分ではそうやっているつもりだ」と思っていることを、周囲がそのとおりに認めてくれない場合です。このような時には、相手の見方がおかしい、誤解だなどと自分に都合よく解釈してすませてしまいがちになります。

このようなとき、TPI-EMテストを分析することで、自分では気づかなかったマイナス面を見直し、理解し、コントロールするきっかけをつかめば、その人には新たな可能性が生まれることになります。そのためにも、自己認知、他者認知、TPI-EMテストの3つの側面から、自分の行動の特徴をとらえることが大切です。他の人を理解する上でも、この方法は有効です。

 

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